子育て世帯がマンションを選ぶときに気をつけたいこと8選

埼玉県内マンション
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マンションを買いたいけど、どうやって選べばいいかお悩みの子育て世代の方へ。
私が実際にマンションを購入した際に気になったポイントや後悔している点を挙げてみましたので、参考にしていただけると嬉しいです。

周辺環境で気をつけたいポイント

教育施設の近さ

まずは、小学校までの距離はマストで確認しましょう。距離が遠いと運動になるというメリットはあるかもしれませんが、事件や事故に遭う可能性も高くなりますし、ここ近年は夏の猛暑や大雨など気候面の心配も増えてきました。そう考えると学校は近いに越したことはないですね。

また、近くの保育園の数も重要です。最近では待機児童数も減ってきてはいますが、まだまだ希望の園に子どもを預けるのは難しいと思います。近くに複数の保育園があると保活も安心かと思います。(家からの近さだけでなく、通勤ルート上かどうか、送迎スペースに余裕があるかなども重要です。)

あとは、児童館などが近くにあると助かりますね〜。
さいたま市内の施設については、「さいたま市子育てWEB」にまとまっているので、参考にしてみてください。

医療機関の近さ

子どもはすぐ病気になるもの。私も子どもがいない頃はあまり意識していなかったのですが、やはり病院(特に小児科)が近くにあると安心です。

できれば休日が被っていない小児科が複数あるとGOOD!

埼玉県は全国で一番医師が少ない都道府県ですので、きちんとチェックしておきましょう…!!

ちなみに、さいたま市では中学生まで(2024年10月からは高校生まで)の医療費が無料です。ぜひ活用しましょう。

歩きやすさ(歩道の広さや街灯の有無)

道路の歩きやすさは必ず確認しておきたいところです。ベビーカーを押したり小さな子と手を繋いで歩いたり、小学校の登下校のことを考えると、歩きやすい道が良いですね。
実際に歩いてみると、歩道が狭すぎる、道が細いのに交通量が多い、街灯がない…etc 色んなことが分かります。

埼玉の狭い道(昼)

歩道がない…。さいたま市はこういう危険な道が本当に多いです(泣)。

調べてみると、道路整備が全国の政令指定都市で最下位のようで…。

公園の近さ

マンションで子育てをするときに困るのが遊ぶスペースの問題です。部屋の中で遊ぶとご近所迷惑になったりしますし、基本的にお庭もありませんので、どうしても遊ぶ場所が限られてしまいます。

自然が豊かな公園が近くにあれば、散歩に行って四季の移ろいを感じたり、自然を学ぶ機会になるなどのメリットも大きいと思います。

マンションの構造や間取りで気をつけたいポイント

遮音性(壁の厚さなど)

マンションでの子育てで一番気になるのは音の問題ではないでしょうか。上下左右にどういう方が住むかにもよりますが、壁や床の遮音性は確認してから買うことをおすすめします。

マンションのホームページでは「設備仕様」に載っていることが多いです。

載っていなくても営業の方に問い合わせれば教えてもらえると思います。

隣の住戸への音

隣の住戸へに伝わる音は壁(戸境壁)のコンクリートの厚さが目安になります。
一般的に180mm以上の物件が多いようです。

我が家は180mmですが、隣のお宅の声はたま〜に聞こえます。壁は厚ければ厚いほど良い!

下の階への音

下の階へ伝わる音は、軽量床衝撃音(スプーンが落ちた音など)と重量床衝撃音(足音など)に分けられます。そして、その音がどれくらい伝わるかは、①床の構造 ②コンクリートの厚さ ③使用している床材 によって、ある程度判断することができます。

床の構造

一概には言えませんが、「二重床」という作り方よりも直床」という作り方の方が子どもの足音を防げるようです。二重床の場合は床に空洞があるため、太鼓のように音が響きやすいのだそう。

コンクリートの厚さ

床のコンクリートの厚さは、200mm以上が目安になるようです。

床材

床材によって音の伝わりやすさが変わってきます。床材には「遮音等級」というものが決まっていますので、どういう床材が使われているか確認しましょう。

等級が高いに越したことはありませんが、軽量床衝撃音はL50等級、重量床衝撃音はH55等級以上であると良いようです。(参考:埼玉県子育て応援マンション認定基準)(数字が小さいほど音が伝わりにくくなります。)

ちなみに最近では、新しくΔ(デルタ)という基準が使われ始めています。
軽量床衝撃音はΔLL-3、重量床衝撃音はΔLH-4などと表すようです。
数字が大きいほど音が伝わりにくくなります。

子どもに「大きな声を出さないで」「走り回らないで」とお願いしても、守ってもらうのは難しいですよね。「赤ちゃんを寝かしつけたのに隣の家がうるさくて起きちゃった」なんてことも避けたいナ〜。

平米数

部屋そのものの平米数

お財布と要相談ですが、70㎡以上は欲しいところです。

最近はマンション価格が高騰しているので、グロス(総額)を抑えるために平米数をかなり絞っている新築も多いです。65㎡以下で3LDKのところも増えてきていますが、体感するとマジで狭いです。

我が家もそれくらいの広さです。もっと広い部屋にすればよかった…

玄関の広さ

ベビーカーを使用する場合、玄関の狭さが思いのほか気になります。特に最近のマンションは、コスト削減のため玄関が狭く作られがちなので注意してください。

私は外から帰るたび、ベビーカーを折りたたんでいます。広げておくとこんな感じに…

狭い玄関の例
狭い玄関にベビーカーを置いた例

マンションの場合は、玄関外の共用廊下には管理規約で私物を置くことが禁止されていることが多いので注意してくださいね。

共用施設で気をつけたいポイント

機械式駐車場か平置き駐車場か

ベストは平置き駐車場です。

最近のマンションでは機械式駐車場が採用される場合が多いのですが、実は、運転手以外の乗り降りが禁止になっています。 (と、取扱説明書には書いてありました。)

正しい使用方法を無視して駐車場内で乗せ降ろしするか、子どもに駐車場の外で待ってもらうか、一旦車を移動させてから子どもを連れてくるか…どの方法も危険が伴います。大雨や猛暑の日はさらに大変!

このため、やっぱり平置き駐車場がおすすめです。
また、機械式駐車場でも、子どもの安全な待機スペースを用意しているマンションもありますので、そういう物件だとより安心かもしれません。

機械式駐車場は乗り降りに時間もかかるし、管理費も高くなりがち。

平置き駐車場のあるマンションはそれだけで魅力に感じます!

キッズスペースがあるか

キッズスペースとは、マンションの共用部分に作られた住民用の子どもの遊び場です。

最初に言ってしまいますが、キッズスペースは絶対に必要という訳ではありません。

メリットとしては、家でできない遊びが気軽にできたり、住民同士の付き合いも生まれ、子どもに友達ができることもあるというところです。
住民専用の施設があるというのは、マンションならではの良いところですね。マンション全体の価値が上がってリセールバリューにプラスになることもあるそうです。

デメリットとしては、一番は管理費です。特に、住民の年齢が高くなってキッズルームを使う住民が減ってくると、無駄な施設になってしまうケースも…。
また、顔見知りじゃない利用者がいたりすると、人見知りタイプの方は使いづらいかもしれませんね。

あると嬉しいけど、なくても良いかも?メリットデメリットをよく検討しておきましょう。

まとめ

以上、私が実際にマンションを購入した際に気になったポイントや後悔している点をまとめてみました。

他にも近くにスーパーや大型商業施設があるかとか、キッチンのレイアウトやお風呂の広さ、ゴミ捨て場に雨に濡れずに行けるか、24時間ゴミ出し可能かなどなど……注意したいところは挙げればキリがありません!

お財布とも相談しながら、自分に合った物件を手に入れましょう〜!

参考



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